日本の建築において昔から培われてきた優れた建築構法が在来工法です。
木の良さを知り尽くした日本の建築工法で、日本史に残されている出雲大社や伊勢神宮など1900年頃からある建築物を見ても、日本古来の技術を長く受け継いだ建築構法です。
基本は、構造体(土台・柱・梁等)に木材を使用し、それを継ぎ手や仕口という高い技術で接合しながら組上げていきます。木造軸組工法とも言われ、レイアウトの自由さ、耐震強度などでも優れた性能を発揮し、日本の建築を支えています。
木造建築は、主に「水平材」と「垂直材」で構成されており、水平材として梁や屋根、床などの重量を支え、垂直材の柱が構造体の重さを基礎に伝えています。柱には1階と2階を1本の柱でつなぐ「通し柱」、更に階ごとに「管柱」があり、建築上重要な隅角部や中間の部分には通し柱を使用します。
在来工法はデザインや間取りが自在に組めるというメリットがあります。柱や梁の位置、長さなどを比較的自由に設定でき、デザインや間取りの自由度が高く、開口部も大きくすることができます。また、変形敷地や傾斜地などにも対応でき、将来の増改築も対応ができるのも魅力です。
在来工法 全商品 オール国産吉野桧使用(柱・鴨居・長押など)
在来工法で使用する木材は含水率30%位の生材から15%位まで乾燥させた木材です。
木は、伐採後は非常に重く、しばらく放置して、乾燥してくると、とても軽くなります。これは木に含まれている水分が減るためです。木材は水分を放出して収縮したり、曲がったりします。そうしたトラブルを未然に防ぐために、建築には生木ではなく乾燥した木材を使います。
天然乾燥は製材した木材を桟積みにしてゆっくり乾燥させていました。「1寸1年」と言い4寸の柱で4年かけていました。現在は、人工乾燥で10日前後で15%位まで乾燥させています。
木材は含水率が低くなると強度が高まるというメリットがあり、茂原建設の柱はすべて乾燥材を使用します。
生材を使用する場合は、デザイン上、意匠性が必要の場合だけです。
たとえば、化粧梁には木目や節目が美しく出た生材を使い、暮していく上で、乾燥して捻れたり、ヒビが入ることによって、自然の味わいや風合いが出てくるからです。
地震や台風などの左右上下からの力に対して、在来工法は土台や梁などに入れる火打ち材や、壁に入れる筋違などの斜め材、さらに構造用の合板で水平垂直の剛性を増し、柔軟性のある強度を保ち、建築物をしっかり安定させています。外部から受ける力に対しては逆らわずにうまく逃がしています。日本の古い木造建築がいまでも残っているはその為です。
日本で100年以上持つ家を建築するには在来工法が一番適していると言われるところです。家の構造さえしっかりしていれば家そのものは長持ちします。将来、多少痛んできても、わずかな費用でいくらでもリフォームできるのです。
しかし、在来工法は人件費や材料費が高くつき、工期が長く掛かると言われ衰退しているのが現状です。このため、技術を持った職人(大工)が職を追われ、本物の木が使われていなくなっているのが現状のです。
茂原建設では、素晴らしい職人がまだまだ現役で仕事しています。木材も国産木を求めて社長と職人が伐採現場へ出向き、その目で触れて確かなものを直接仕入れをしています。茂原建設は失われつつある職人芸(技)を現代に合ったカタチで存分に生かした、贅沢な匠の家を建築することが可能です。
在来工法ギャラリー
外観街並みにあった外観、緑との調和を大切にしています。美しい外観だけでなく、耐震性にも配慮した丈夫な住まい。 |
和室/リビング吹き抜けのゆったりとしたリビングルーム。高窓から陽光が入り、その入り方で一日の部屋の表情が変わっていきます。 |
キッチン/サニタリー家族と向き合って家事ができる対面型のキッチン。うしろの壁面に収納などをまとめ、主婦が動きやすいコンパクトな空間に。 |
店舗お客様を迎える店舗空間は、明るく開放的に。そして淡い色合いで、和やかな会話が生まれるようシンプルな構成にしています。 |
在来工法は…
新潟の気候風土に合った住まいです。
新潟の気候は、高温多湿で、住まいは夏の暑さと湿気、冬の乾燥や結露、家の内外の温度差に対応できるものでなければなりません。特に冷暖房を毎日行なうようになった現代では、結露に対応できる構法でなければ耐久性と快適性は望めません。構造体内部が自然呼吸することができる住まいは、伝統的構法に見られる知恵を活かした木の家のみで実現することが可能なのです。
地球の環境に最も優しい住まいです。
木の家の在来工法が主に使用する木材は、建築材料の中で最も製造する際に消費するエネルギーと廃棄する際のエネルギーも非常に小さく、地球環境に対する負荷が少ない材料です。また、木材は他の材料と違い、再生が可能です。森林を整備し、耐久性の高い家を建てれば永久利用ができます。自給率が5%の低い日本にとって貴重で最適な建築材料です。
健康的な暮らしに十分配慮しています。
元来、日本の伝統工法、木造在来工法の住まいは木や土などの自然材料を中心にしてつくられてきました。在来工法住宅は構造体を無垢木材で造ります。構造体や主要な部分に接着材を多用したものを使用しません。室内の汚染に対し、対策がたてやすい構法です。
また、木材は自然調湿機能があるため、室内のカビの発生を押さえることができ、ダニの発生を防ぐことにより、アレルギー等の健康被害を少なくします。












